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【今月の郷土料理】素朴で沁みる美味しさのきりたんぽ鍋。心までじんわりと暖かくしてくれます。
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きりたんぽ発祥の地 鹿角

北風が冷たい季節、ここ秋田県にも冷えた体を温めてくれる美味しい鍋と言えば そう、きりたんぽ鍋です。
その主役の「きりたんぽ」とは一体どのようなものなのでしょうか。
「きりたんぽ」は鍋に入れる前は細長い形となっています。
これを「たんぽ」と言います。
その名の由来は
1. ガマの穂の事を鹿角の方言で「短穂(たんぽ)」「立ち穂」と呼んでいた。(鹿角方言考・大里武八郞著)
2. 最初の作業でおむすびを枝につけた形がけいこ用の「タンポ槍」に似ていた。
3. 槍にかぶせる丸い鞘に似ていた。
などなど
※たんぽとは、粗くつぶしたご飯を杉の木の棒に巻き付けて焼いたもの。
何故、このたんぽを鍋に?

南部藩の御境奉行が味噌つけ短穂(たんぽ)を食べて大変喜ばれたと伝えられています。では、何故このたんぽを鍋に入れるようになったのでしょう。
そもそも「たんぽ」は山子〔やまご〕と呼ばれる山から木を切り出す人たちの間食でした。山子の炊事担当は前食の残り飯をたんぽ串に握りつけて小屋の上壁に刺しておきます。
山子達は夕飯の支度ができるまで、このタンポに味噌を付けて火にあぶり間食としました。今では、すっかり馴染みの味として、地元の人たちに愛されています。
これを「山子たんぽ」「みそ付けたんぽ」と呼ぶようになったのです。
さまざまな具材が入った鍋で山子の疲労回復

民俗学者の柳田国男氏はその著述の中で、「山子たんぽは秋田県鹿角地方の風習である」と言っておられます。
また、山子達が「キジ鍋」や「ウサギ鍋」にたんぽを手折って入れた鍋が「きりたんぽ鍋」の原型と言われています。
炊き上がったお米をすりつぶす事で消化がよくなり、山で重労働をこなす山子の疲労回復にはもってこいですし、様々な食材の入った鍋は2度に栄養が取れてまさにピッタリだったのでしょう。
きりたんぽ鍋は米どころ秋田が生んだ働く人々を力づける知恵の産物だったのです。
ほっと優しい気持ちになれる、素朴な田舎めし

たんぽが囲炉裏に立って焼かれている姿が「1111」と似ていることから、11月11日は「きりたんぽの日」として認定されました。
ぜひ、ふるさと納税できりたんぽの味をお楽しみください。
秋田県鹿角市
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- 著者:
株式会社三越伊勢丹
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