豊かな生活 Quality Life

クリニック郊外型開業のすすめ

クリニック郊外型開業のすすめ

都市部に住みながら、クリニックを郊外に開業する。

平日は郊外のクリニックで勤務しながら、週末は生活の基盤である都心の自宅で家族と過ごす。
行楽シーズンには、家族のセカンドハウスとしても利用できる。
そのような生き方、働き方は、いかがでしょうか?

今回は、東京都内に在住のまま、長野県諏訪市にて開業されている「泌尿器科、内科、腎臓内科クリニック」の事例をご紹介します。

開業のきっかけ

もともとはこの地でお父様が内科クリニックを開業されていましたが、残念ながら閉院してしまいました。

生まれ育った土地で地域医療に貢献したい気持ちとお母様が1人暮らしをされていたこともあり、東京勤務を辞めて、家族を東京に残し、郷里でクリニックの開業を決断されました。

古くなったクリニックを取り壊し、建物をリニューアル。1階がクリニック、2階がお母様のお住まい、3階がAドクターの平日のお住まいとなっています。

周辺環境

開業地は諏訪湖に近く、温泉が湧く古くからの観光地です。
建築したこの建物にも温泉を引き込み、ご家族が長期間の休みが取れる時は、諏訪に遊びに来てセカンドハウス的に利用されているそうです。

働き方

開業後、平日は諏訪で仕事をして、週末は東京で暮らす生活を続けられています。
将来的にはお子様が家を出たら、奥様とこの地に定住することも見越されています。

さいごに

完成したクリニックは、モダンな中に温かみのある佇まい。マルチスライスCTや高画質超音波エコーなど、最新の医療機器が設置されています。

クリニック郊外型開業のすすめ
クリニック郊外型開業のすすめ

開業して4年目で医療法人化するなどクリニックも盤石な体制になり、諏訪と東京を行き来しながら充実した日々を送られています。

著者:
三井ホーム株式会社 施設事業本部 事業推進室
提供:
© Medical LIVES / シャープファイナンス

記事紹介 more

スタッフがストレスを抱えやすい業界の筆頭ともいわれる医療業界。日々精一杯働くスタッフのために、何かで…

疲れ知らずの走行性に、心地よい居住性が一番のおもてなし。本物の「ラグジュアリー」を体現するドライブと…

開業医の高齢化や世代交代が進む中で、特に地方の地域医療はもちろんとして「医業承継」(医療事業承継)が…

昨年10月、顧客からの悪質なクレームや暴力行為等の増加を背景に、全国初となる「カスハラ防止条例」が東…

令和7年度税制改正で注目されている「103万円の壁」引き上げ。2025年3月4日、衆議院本会議では、…

甲子園時代から投手・打者両方を担う「二刀流」選手として知られ、メジャーリーグに進出してからもリーグ初…

2025年、いわゆる“団塊の世代”が全員75歳以上の後期高齢者となるなど、少子高齢化が深刻化する日本…

セクハラやパワハラなど、ハラスメントに対する世間の目が厳しくなっている昨今。業界問わず、こうした問題…

都市部からアクセスのよい有名温泉はどこも芋の子を洗う混雑&近年は内容に見合わぬ高値で食指が動かない。…