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捨てるのちょっと待った!!その医療機器売れるかもしれません。

捨てるのちょっと待った!!その医療機器売れるかもしれません。

画像はイメージです。

医療機器を中古売却しませんか?

不要になった医療機器はどのように処分されていますか?廃棄する場合には、医療機器は法令で定められた方法で廃棄することが求められています。
今回は、廃棄以外の選択肢としての中古売却についてご紹介します。

廃棄する場合に気を付けること

売却の話をする前に、廃棄する場合に気を付けることをご説明します。

人の生命及び健康に重大な影響を与える可能性があり、その適切な管理が必要とされる医療機器を「高度管理医療機器」と呼びます。

高度管理医療機器のうち、血液等が付着して感染の恐れがあるものは「感染性医療機器」と呼ばれます。感染性医療機器は「特別管理産業廃棄物」と呼ばれ、医療機関が自ら処理を行う事も認められていますが、専門の業者に委託する方法が一般的な処分方法となっています。

感染の恐れのない医療機器は「非感染性医療機器」と呼ばれます。こちらは通常の産業廃棄物として処分が可能ですが、水銀や鉛、カドミウム等の有害な化学物質が含まれている場合には、感染性医療機器として取り扱われることもあるため、注意が必要です。

医療機器の市場規模

次に、医療機器全体の市場規模についてご説明します。

日本の医療機器の市場規模は、2004年以降、増加傾向で、2017年には、約3兆円に達し、過去最高の市場規模を記録しています。

捨てるのちょっと待った!!その医療機器売れるかもしれません。

出展:経済産業省HP
https://www.med-device.jp/pdf/20210218-kaigi_11_meti.pdf

一方で中古医療機器の市場規模はどうでしょうか。

世界的な調査会社であるGlobal Industry Analysts, Inc.の調査によると、全世界の中古医療機器の市場規模は、2020年時点で、約4.6兆円といわれています。

出展:株式会社グローバルインフォメーション 中古医療機器の世界市場 1ドル=137円換算

医療機器全体の全世界の市場規模は、2016年の約4.6兆円から年間5.2%の成長率で成長し、2018年では、約50.9兆円となっています。
出展:経済産業省 我が国医療機器産業について 1ドル=137円換算

上記図の通り、日本の医療機器の市場規模は約3兆円ですから、市場シェアは約6%(日本市場規模約3兆円÷全世界市場規模約50.9兆円)となり、単純計算で、国内の中古医療機器市場は、2,760億円(全世界中古医療機器市場規模4.6兆円×6%)となります。

事例紹介

では、実際にどのような医療機器が売却の対象になるのか、を見ていきましょう。

とある内科系のクリニックで、使用されていた、内視鏡の査定依頼がありました。
製造から、10年以上経過が経過していた物件でしたので、値段が付けられるか不安がありましたが、実際の物件を見てみると、状態もよく、10万円で買い取りすることができました。

捨てるのちょっと待った!!その医療機器売れるかもしれません。
捨てるのちょっと待った!!その医療機器売れるかもしれません。

日本の中古医療機器は、高品質かつ状態が良い物件として、発展途上国で人気が高いです。特に今回の内視鏡は、内視鏡世界シェアトップのオリンパス製ということもあり、買い取りとなった事例です。

中東、アフリカ、アジアなどでは、高額な新品の医療機器を購入できない地域も多く、日本の中古医療機器が人気となっている背景もあります。

買い取り業者の選び方

有価処分ができて、発展途上国で活躍するといっても、売却した後、どんな風に使われるのか不安に感じられる方も多いと思います。

信頼できる買い取り業者を選ぶポイントを3つご紹介します。

1. 在庫販売をしているか

ホームページ等で在庫販売をしているかどうかを確認しましょう。

在庫販売をしている業者は、価値のない物件を在庫化しないための確かな査定の目を持っています。確かな査定の目があれば、価値のある物件を、適切な価格で買い取りしてくれるでしょう。

2. 海外への販路を有しているか

日本国内での中古医療機器の流通量はまだまだ多くありません。海外への販路を有していれば、国内で売却出来なかった場合の受け皿となり、海外販売も見越した価格での買い取りが期待できます。

3. 法令が順守されているか

当然といえば、当然ですが、意外と法令順守の意識が甘い事業者が多いのも実態です。
各種認可の確認に加え、買い取り後どのような流れで処理されるのか、口頭で質問してみることで、法令順守の意識を確認することも有効でしょう。

提携業者紹介 ボンドジャパン

ボンドジャパンでは、シャープファイナンスと提携して、中古医療機器の買い取りサービスを展開しています。「どうせ、値段はつかないから。」と廃棄する前に、是非一度お声がけください。

著者:
株式会社ボンドジャパン 代表取締役社長 山本 裕馬
提供:
© Medical LIVES / シャープファイナンス

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