医師をはじめとした医療従事者の“働きすぎ”が問題となっています。こうしたなか、国は今年4月から「医師…
知っていますか? 消火栓標識広告の世界
画像はイメージです。
消火栓標識と共に、消火栓標識広告
日本では、火災時の消火に使われる、消防水利の設置が法令で定められています。
消防水利の中でも、特に都市部に多く設置されている、消火栓。その存在を周囲に知らせる存在として消火栓標識があります。
目に付くところにある標識だからこそ広告としての価値があると言えます。
消火栓標識広告の成り立ちと、医療機関におススメしたい理由を解説します。
消防水利とは
火災発生時の円滑な消防活動の為、消防水利の基準が公示されています。
消防水利の基準(昭和39年消防庁告示7) | 告示 | 総務省消防庁 (fdma.go.jp)
消防水利とは、消防に必要な水利施設の事で、消火栓、防火水そう、プール、河川、溝、海、湖、井戸、下水道 等 が例示されています。
消火活動時に水が無かったという事態にならない様に消防水利には、貯水量や、取水可能水量に一定の基準が定められており、基準を満たす消防水利の設置、維持、管理を市町村(水道の場合は水道の管理者)が行うこととなっています。
消防水利の標示
消防水利には、消防水利直近(概ね5m以内)に消防水利の存在を知らせる標識の標示が義務付けられています。
消防水利の標示内容は、「消火栓」、「防火水槽」、「消防水利」の3種類があり、標識や取水口への塗装によって周囲に示されています。
消火栓標識広告とは
消防水利の標示内容の内、消火栓の存在を標示する消火栓標識は、昭和29年頃から設置が検討され始めました。しかしながら当時の国の財政状況からは、国の予算ですべてを賄うことが難しく、設置が難航していました。
そのような条件下で、民間の企業を設立して、広告の掲載料で運用を行う民間活用方式にて、消火栓標識が全国的に設置されることになりました。
現在でも、消火栓標識の設置、維持に関する費用は、広告掲載料によって賄われています。
消火栓標識広告を募集する企業は、一般社団法人全国消火栓標識連合会に加盟し、エリア毎に消火栓標識への広告募集を行っています。
消火栓標識広告をおススメする理由 3選
医療機関に消火栓標識広告をおススメする理由を3つご紹介します。
1、地域貢献
地域の防災インフラである、消火栓標識への広告掲載は、広告そのものの効果と地域貢献へのアピールという2つの面で地域住民への訴求が可能です。 特に、地域に密着して診療をしたいと考える医療機関にとってはぴったりな広告方法です。
2、高い視認性
ご紹介した通り、元々が消防水利の存在を知らせる為の標識ですので、視認性が高い広告媒体です。
同じ公共性がある広告として、電柱広告(巻広告)がありますが、消火栓標識はより高い位置にあり、歩行者のみならず、ドライバーからも長距離からの高い視認性が期待できます。
3、費用対効果
消火栓標識広告への広告掲載料は、募集会社や設置場所によって差があるようですが、年間6万円~12万円、月間では5,000円~1万円程度の費用となっている場合が多いです。屋外看板広告としては、低コストで運用が可能となっており、高い視認性と共に、高い費用対効果が期待できそうです。
また、消火栓標識広告事業を行う多くの会社では看板のデザイン、制作費用も料金に含まれる料金形態になっており、一気通貫で委託できる点も便利なポイントです。
最後に
本コラムでは、消火栓標識への広告掲載の仕組み、利用メリットについて説明しました。
シャープファイナンスでは、消火栓標識広告の最大手である、消火栓標識株式会社と提携し、医療機関の皆様の集患対策を支援しています。
消火栓標識広告にご興味を持っていただけましたら、是非、ご相談ください。
- 著者:
シャープファイナンス株式会社 Medical LIVES事業室
- 提供:
- © Medical LIVES / シャープファイナンス
- 関連リンク
記事紹介 more
経済産業省は、テクノロジーを活用した医療の展開、特にオンライン診療の推進を強く望んでいます。ただ、コ…
忙しいときが続くときこそ、ほっとできるご飯が食べたいーーーそんな時はありませんか?そんな日に特にお勧…
クリニックの経営において、いかに効率よく集患できるかがクリニック経営を成功に導けるかどうかの分かれ道…
医師の高齢化や後継者不足などを背景に、第三者にクリニックを売却する「M&A」を選択する医療機関が増え…
「愛犬とグランピングしたい!」「周りを気にせずに愛犬と過ごせるグランピング施設を探しているけどなかな…
全国の開業医のうち、70歳以上の先生は全体の22%超を占め、今後も開業医の高齢化はより一層進むと考え…
クリニックや医療法人は課税所得が高く、税務調査が入りやすい業種といわれています。しかし、開業医のなか…
労働人口の減少に歯止めがかからぬ昨今、医療業界も例外なく深刻な「人手不足」にあえいでいます。人手不足…