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わざわざ訪れたい!日本ワインとオーベルジュの世界に浸る週末旅~関西編~

わざわざ訪れたい!日本ワインとオーベルジュの世界に浸る週末旅~関西編~

※画像はイメージです/PIXTA

ひと昔前は日本ワインといえば「飲めたもんじゃない(味の評価が低く、その割に高い)・・・」と酷評されていた時代もありました。最近ではワイナリーが激増し、ワイナリー同士の切磋琢磨により品質改善されてきたことから、メディアでの評価も上がり注目を高めています。そこで今回は、ラグジュアリーな週末を彩る「日本ワイン×オーベルジュ」をテーマに、わざわざ訪れたい週末旅~関西編~をお届けいたします!

和食と相性の良い「日本ワイン」

日本ワイナリー協会の定義では、「日本ワイン」とは、日本国内で生産されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインのことを言います。日本固有のぶどう品種である白ワイン用の「甲州」や、赤ワイン用の「マスカット・ベーリーA」などが有名です。

白ワイン用品種の「甲州」は、発祥の地と言われている山梨県を中心に、栃木県、山形県でも生産されています。甲州からは、暑い夏に冷やして飲みたくなるような主にフレッシュで軽やかな味わいの辛口白ワインが造られます。2010年には、甲州がO.I.V(Office International de la vigne et du vin 国際ブドウ・ワイン機構)に登録されるなど、“世界”を視野にいれた活動も活発化しています。柑橘系の爽やかな香りと酸味から「和」を感じさせ、わずかに残る渋みのある味わいが特徴的です。

赤ワイン用品種である「マスカット・ベーリーA」の歴史は長く、1927年に開発された品種で、主な産地は山梨県、山形県、長野県で日本で最も生産されている赤ワイン用のぶどう品種です。2013年には、O.I.V.(Office International de la vigne et du vin 国際ブドウ・ワイン機構)に品種名が登録されたことで、注目を集めています。マスカット・ベーリーAは、いわゆる渋みであるタンニン量が少なく、軽やかな味わいのため、繊細な和食との相性が抜群です。

和食と日本ワインはこの繊細さにおいて相性の良さを発揮します。寿司、天ぷら、すき焼きと合わせるとバランスの良いワインが「日本ワイン」です。

奈良県初の日本ワイン醸造所 木谷ワイン

今回ご紹介するこちらのオーナーである木谷一登さまは、銀行員時代お取引先だった大阪府のカタシモワイナリーさまを見学し、一念発起。2018年1月にワイン用ブドウ農家として独立され、2022年に奈良県初のワイナリーとして設立したばかりの醸造家です。

木谷さまにとって、奈良県は生まれ育った土地。開業医の皆さまも生まれ育った土地への想いは人一倍強いのではないでしょうか。

wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOPより引用

ーーーこのロゴマークは、根っこが3方向から中心に向かって伸びてくるさまをモチーフにしているものです。3本の根っこは、”3つの事柄”。例えば、物理・化学・生物の3つの要素があって、それぞれが枝分かれしながら、真ん中に向かっていく、といった様子です。生物だったら、微生物とか昆虫とか、いろいろな要素が派生して枝分かれしていくと思いますし、物理でも化学でも同じように枝分かれしていって細分化していく。その3つが、真ん中の方でごちゃごちゃっとなって融合していく。その真ん中の部分が面白いと思いますし、それこそが、”土の中”だと思うんです。他にも、3つの要素が合わさると面白いことが起こりますよね。例えば、自分がいて相手がいてお酒があって、その3者が交わることで、面白いことが始まるとか。そういったことを表現したくて、このロゴマークにしています。初入荷!奈良県初の醸造所が生み出す、自然酵母発酵の希少な銘柄!木谷ワイン – wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOPより引用

ロゴに対する思いは、開業医の皆さまもクリニック開業時に悩みに悩みながら決められて、相当の想いが込められていると思います。共感できるところがあるものだと考えています。このあとご紹介するオーベルジュで美食を愉しむ旅の途中で、こちらのワイナリーを訪れてみてはいかがでしょうか。

美食旅行には欠かせない「オーベルジュ」

オーベルジュとは、主に郊外や地方にあるレストランと宿泊場所を兼ね備えた施設のこと。食事をメインに楽しむ場所であり、その土地ならではの食材を使用した本格的な料理が最大の魅力といえます。

ホテルとは異なり、あくまでもレストランを出発点としており、食事の提供の延長線上に滞在に関するおもてなしが存在するオーベルジュ。オーナーが料理人であることが多く、料理長を複数配置するような施設は少数派です。
また、オーベルジュは、レストランの総席数よりも客室数が少ないことが多く、都市のレストランのように食事のみの客をお迎えすることも一般的です。

一度は訪れてみたい、オーベルジュ。
【京都府京都市東山区】ホテル長楽館 京都

出典:長楽館公式

京都市東山区に位置する「ホテル長楽館」は、元迎賓館を改装したオーベルジュ。国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建築され、かつては伊藤博⽂、⼤隈重信や⼭縣有朋など、明治という時代を彩った⼈々をお迎えしたことも。昭和六⼀年には建物のみならず、多くの家具調度品を含めて、京都市有形⽂化財の指定を受けており、⻑楽館でお茶をされるとき、あるいはレストランでお⾷事をされるとき、そのテーブルは⽂化財に指定されているものかもしれません。

同館のレストラン「ル シェーヌ」では、伝統的なフランス料理に京都大原や近江の食材を取り入れた本格フレンチが提供されています。また数量限定で、京都丹波ワインの 少量生産・長期熟成スパークリングワインを取り揃えています。

出典:長楽館公式

【兵庫県豊岡市】オーベルジュ豊岡1925

出典:【公式】オーベルジュ豊岡1925

兵庫県豊岡市にある「オーベルジュ豊岡1925」は、国の登録有形文化財に登録された元銀行をリノベーションしたオーベルジュ。豊岡の地は、野菜や海産物に恵まれ「但馬牛」、「香住の蟹」、「コウノトリ米」をはじめ、どれもブランドとして全国に知られた食材の宝庫といわれています。但馬の地元農家から仕入れる旬の食材を関西フレンチの巨匠がフレンチの技法で仕上げた地産地消の”但馬キュイジーヌが楽しめます。

出典:【公式】オーベルジュ豊岡1925

いかがでしたでしょうか。日本ワインからは、作り手のこだわりや想いが直接感じることができ、オーベルジュでは空間を含めた贅沢感が演出されています。

クリニックをはじめサービス業も他の競合との差別化しなければ生き残れない時代となっています。ご紹介した美味しいワイン、料理に舌鼓を打ちながら、空間づくりやサービス提供体制の参考にしてみてはいかがでしょうか。

著者:
シャープファイナンス MedicalLIVES事業室
提供:
© Medical LIVES / シャープファイナンス

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