令和7年(2025年)は、昭和100年という特別な年になります。この記念すべき年に、何か心に残る体験…
都市部に住みながら、クリニックを郊外に開業する。
平日は郊外のクリニックで勤務しながら、週末は生活の基盤である都心の自宅で家族と過ごす。
行楽シーズンには、家族のセカンドハウスとしても利用できる。
そのような生き方、働き方は、いかがでしょうか?
今回は、東京都内に在住のまま、長野県諏訪市にて開業されている「泌尿器科、内科、腎臓内科クリニック」の事例をご紹介します。
開業のきっかけ
もともとはこの地でお父様が内科クリニックを開業されていましたが、残念ながら閉院してしまいました。
生まれ育った土地で地域医療に貢献したい気持ちとお母様が1人暮らしをされていたこともあり、東京勤務を辞めて、家族を東京に残し、郷里でクリニックの開業を決断されました。
古くなったクリニックを取り壊し、建物をリニューアル。1階がクリニック、2階がお母様のお住まい、3階がAドクターの平日のお住まいとなっています。
周辺環境
開業地は諏訪湖に近く、温泉が湧く古くからの観光地です。
建築したこの建物にも温泉を引き込み、ご家族が長期間の休みが取れる時は、諏訪に遊びに来てセカンドハウス的に利用されているそうです。
働き方
開業後、平日は諏訪で仕事をして、週末は東京で暮らす生活を続けられています。
将来的にはお子様が家を出たら、奥様とこの地に定住することも見越されています。
さいごに
完成したクリニックは、モダンな中に温かみのある佇まい。マルチスライスCTや高画質超音波エコーなど、最新の医療機器が設置されています。
開業して4年目で医療法人化するなどクリニックも盤石な体制になり、諏訪と東京を行き来しながら充実した日々を送られています。
- 著者:
三井ホーム株式会社 施設事業本部 事業推進室
- 提供:
- © Medical LIVES / シャープファイナンス
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